*今週、チュォン・タン・サン国家主席は人民警察学院の本部を訪れました。その際、警察学院に対し、公安省の最大の警察官育成センターとしての役割を発揮して、「人材育成並びに研究テーマの質的向上を行うよう希望を表明すると共に、「学院に対し、和平演変と敵対勢力による企みを打ち破るため、育成作業と実践的な経験を結合させて、地域内の最大警察官育成センターになるため、全力をあげて取り組むよう求めました。
*今週、グェン・タン・ズン首相の主催の下、政府の2月の月例会議が行なわれ、年初2ヶ月、及び2月の経済社会状況が評価されました。会議で、ズン首相は「行政手続きの改革や、経営環境の改善、国家競争力の向上は持続的かつ効果的な経済成長を左右する要素であると強調し、次のように語りました。
(テープ)
「市場経済を断固として発展させる必要があります。また、市場経済のあらゆる規制を完全に実施しなければなりません。物価や財源の分配は市場経済体制に基づき決定されます。また、平等な競争を確保しなければなりません。一方で、社会主義志向とは国家は国の運営に際し、文化の発展、社会公平と社会進歩を確保し、貧困解消、社会福祉の強化、国民の生活水準の改善に力を入れる必要があります。」
*今週、中部ゲアン省のビン市で、グエン・シン・フン国会議長は企業と投資家の困難の解決を目指しす投資家による会合に参加しました。席上、フン議長はゲアン省に投資し、効果的な生産経営活動を行っている投資家や企業を歓迎するとともに、ゲアン省行政当局に対し、投資の誘致や港湾の建設、拡張、東西回廊の整備に力を入れ、通商活動に有利な条件を作り出すよう要請しました。この任務を実施するため、行政当局は経済社会発展計画を点検するとともに持続的な発展に向け、投資家や投資プロジェクトを周到に選択する必要があるとしています。
*今週、ハノイで、ベトナムのグェン・タン・ズン首相はベトナムを訪問中のイギリスのトニーブレア前首相と会見しました。席上、ズン首相は今後もブレア前首相がベトナムに対する政策コンサルティング活動を続けると共に、世界の大手企業がベトナムに投資を行うため働きかけるよう希望を表明しました。一方、ブレア前首相はベトナムの発展のため引き続き努力することを確約しました。
*今週、ハノイで、ベトナムを訪問中のイギリスのトニー・ブレア前首相と計画投資相の主催のもと、「経済における国営企業の新しい役割、ベトナムの教訓」と題するシンポジウムが行われました席上、ブレア前首相は「国営企業の改革は利益の対立などにより、いつも困難がある」と指摘した上で、「これらの困難こそ、有益な教訓となる」との見方を示しました。一方、ブイ・クアン・ビン計画投資大臣はベトナムの国営企業再構築事業を紹介し、次のように語りました。
(テープ)
「国営企業の刷新を実質的なものにし、多くの株主を誘致する必要があります。ベトナム政府は常に、国営企業を経済発展事業において、中心的な役割を果たすセクターとして見做しています。その方向に沿って、国営企業改革を進めています
*今週、ハノイで、外務省の定例記者会見が行われました。席上、ファム・トゥ・ハン副報道官は、ベトナム・中国国交樹立65周年とベトナム・アメリカ国 交樹立20周年に当たり行われるグエン・フー・チョン共産党書記長による中国とアメリカ訪問をはじめ、ベトナムの今後の外交活動について紹介しました。また、中国がベトナムのチュオンサ群島で人工の島を建設しており、軍隊駐屯地や、軍用飛行場の活動を許可していることについて、ハン副報道官は「この問題に 関するベトナムの立場は明確で一貫したものだ」とし、「ベトナムはチュオンサとホアンサの両群島に対する自国の領有権を証明できる歴史的・法的証拠を十分 に持っている」と再確認しました。その上で、「中国のこの行動はベトナムの領有権を深刻に侵犯するだけでなく、DOC=海上行動宣言や、国際法にも違反し ている」と批判し、「ベトナムは中国側に対し、これらの違法行為を直ちに中止するよう要請する」と語りました。